著作物/論文/発表等 著書一覧論文翻訳
著書一覧(2014年6月4日現在)
<単著>
□ 原発、環境問題と企業責任 2014年 新日本出版社
原発、環境問題と企業責任福島原発事故、地球環境問題の原因には、資本の利己的な動機が背景にある。事業活動の結果が社会と環境に否定的な影響を与えるのではなく、持続可能なビジネスをもたらすマネジメントツールとして企業の社会的責任を論じた。第1部は、地球環境問題の所在と環境に配慮した経営原理を説明し、第2部では、福島原発事故を引き起こした東京電力の反社会的な経営と情報隠蔽の実態を調査、分析し、再生可能エネルギーへのシフトの必然性を論じた。第3部では、組織の社会的責任の国際規格の内容を踏まえて、企業成長のあるべき方向を論じている。
□ 環境経営を学ぶ〜その理論と管理システム〜 2006年 日科技連出版社
環境経営を学ぶ〜その理論と管理システム〜環境経営を学ぶ〜その理論と管理システム〜環境保全と事業経営の両立をはかる方法と視角を明らかにし、事業経営の主力を環境ビジネスに転換する市場の可能性、環境マネジメントを成功に導くための管理手法を体系的に明らかにした。エコツーリズムなど環境保全型ツーリズムを背景に地方の農業や林業など自然資産を活用した打開策も提言していることは本書の特徴でもある。
□ 現代経営戦略論〜環境と共生から見直す〜 2002年 八千代出版
現代経営戦略論〜環境と共生から見直す〜現代経営戦略論〜環境と共生から見直す〜経営戦略の本質を明らかにした研究である。本書の新規性は、第一に、経営戦略を経営計画の発展過程との関連で成立し第二次世界大戦後の手法であることを実証的に明らかにしたこと、第二に、地球環境問題の激化の撹乱要因となっている相関関係を指摘し経営戦略への倫理的見直しを示唆していること、第三に、経営戦略の新生への方法と課題を明らかにして、経営戦略の展望を示した。
<編著>
□ サステナビリティと中小企業 2013年 3月 同友館
 足立辰雄編著 日本の中小企業のCSRの実態を調査した結果と分析を踏まえて、中小企業の持続可能な発展のためにCSRを普及させるための条件や論点について理論的、実証的に明らかにした。中小企業CSR実態調査研究会の実態調査結果の報告と分析(第1部)、中小企業のCSR経営のカテゴリー(成長や長寿企業)に関わる論点の考察(第2部)、中小企業のCSR経営に関わるステイクホルダーとの恊働可能性の考察(第3部)の3部構成で、日本の中小企業CSR経営の展望を示した。
□ サステナビリティと経営学 2009年 5月 ミネルヴァ書房 new
サステナビリティと経営学足立辰雄、所伸之編著。人間の無制限な欲望の追求や利己的な経済活動がもたらした原因を経営原理から問い直し、環境共生型の経営(環境経営)への転換を示唆した著作。第1部では温暖化問題と経済活動など地球環境の悪化とその原因、対策を概観し、第2部では、中小企業や自治体、ベンチャー企業が手がけた環境ビジネスのユニークな事例を取り上げ、第3部では、グリーンピースや気候ネットワークなど環境NPOの取組みと実績から持続可能な社会に向けたNPOの役割を紹介している。環境ビジネスの新しい事例やNPOの歴史的評価などを網羅した本書を、持続可能なビジネスモデルに関心をもつ方にお勧めします。
□ CSR経営の理論と実際 2009年 4月 中央経済社 new
CSR経営の理論と実際足立辰雄、井上千一編著。企業の社会的責任(CSR)が注目される中で、日本のCSRの実際はどうなっているのかを環境、社会、経営の3つのジャンルから9名の執筆者が実証的に考察しました。なかでも、第1部のステイクホルダーの現状と課題で、政府機関や経済団体が社会的責任を果たしているかどうかをインタビュー調査を中心に掘り下げており、本書のセールスポイントになっています。CSRに関心ある方にお勧めします。
<共編著>
□ 現代企業の基本問題 1998年 税務経理協会
現代企業の基本問題はしがき、 第4章現代企業と環境〜クボタを事例に〜 を担当した。
14001を始めとする環境マネジメントシステムの認証取得をめざす日本企業の誘因と積極的側面を評価しつつクボタの認証取得をめぐる先駆的意義や従業員や組織に及ぼした環境マネジメントシステムの効果についてインタビュー実態調査を元に分析した。
<共著>
□ 現代日本の多国籍企業(丸山恵也編著) 2012年12月 新日本出版社
「環境問題と企業の社会的責任」(第Ⅱ部第3章、207〜220頁)を担当し、福島原発事故の原因と責任の所在をCSRの観点から分析した。 現代日本の多国籍企業のグローバリゼーションを多面的な側面から科学的に考察した学際的研究。
□ 経営労務事典 2011年4月 晃洋書房
人間らしい働き方、働かせ方を基軸に、現代の労務管理をめぐる理論的、現実的諸問題の批判的考察を行っている。
足立・所 第1章14項 「企業の社会的責任」26〜27頁
□ 現代アメリカ企業経営史 2004年 ミネルヴァ書房
現代アメリカ企業経営史現代アメリカ企業経営史第13章 現代GEの成長戦略の特質〜経営と労働からみたウェルチ組織改革の総括〜 を担当した。
1981年から2001年までGEの第8代会長として指導力を発揮したジョン・ウェルチの成長戦略の特質を経営戦略、労働と雇用、所得分配の側面から考察し経営者主導の収益主義にあることを論証した。
□ 経営学総論 2004年 文真堂
経営学総論経営学総論第8章 経営戦略 を担当した。
経営戦略の概念と有効性、戦略の作成方法や実行プロセスとその事例、環境保全や社会的責任に対応した新しい経営戦略のモデルを提示した。日本自動車企業3社(トヨタ、本田技研、日産)の財務実績から正規化分析を試み、レーダーチャートにしてその競争力を比較分析し、ベンチマーキングの応用例を図解した。
□ やさしく学ぶマネジメントの学説と思想 2003年 ミネルヴァ書房
やさしく学ぶマネジメントの学説と思想やさしく学ぶマネジメントの学説と思想第7章 ウェルチの経営思想 を担当した。
GE を世界最強の競争力をもつ会社に変身させたウェルチの経営思想を「勝利の哲学」「卓越した戦略的発想」「理念なき成長」の3つの側面から考察した。ハドソン川沿いのPCB汚染問題や放射性廃棄物による土壌汚染問題、会社の所有物の私物化など癒着の実態も紹介し、ウェルチの歴史的評価への適確な判断材料を提供した。
□ 企業経営変革の新世紀 2002年 同文館出版
企業経営変革の新世紀企業経営変革の新世紀第8章 環境マネジメントと環境効率 を担当した。
環境マネジメントシステムの社内への導入が一段落した2000年以降、環境対策の焦点はマネジメントシステムを基礎とした環境活動の実績にもとづく評価に関心が移りつつある。この評価の指標の取り方による恣意的な方法を批判的に考察し本来の環境パフォーマンス評価のあるべき姿を宝酒造の緑字決算報告書を事例に考察した。
□ ちょっとまて公共事業〜環境と福祉の視点からの見直し〜 1999年 大月書店
ちょっとまて公共事業〜環境と福祉の視点からの見直し〜ちょっとまて公共事業〜環境と福祉の視点からの見直し〜第4章 宮崎県におけるリゾート開発事業の経営分析〜第3セクター・フェニックスリゾート(株)を事例に〜 を担当した。
フェニックスリゾートの開発事業のプロセスで10万本の国有林が伐採され民間に譲渡されたこと、物流や観光客誘致の拠点として開発された新港拡張工事がアカウミガメの上陸、産卵活動に壊滅的影響を与えたことを実証し、環境負荷削減型のリゾート開発への課題と展望を示した。
□ 現代経営史〜日本・欧米〜 1999年 ミネルヴァ書房
現代経営史〜日本・欧米〜現代経営史〜日本・欧米〜第2部第7章 米国電機企業のリエンジニアリング戦略〜GEを素材にして〜 を担当した。
GE の成長への2大戦略であるリストラクチャリングとリエンジニアリングの連続的な2段階の実行を統計的・歴史的に識別し、ウェルチの目指した「統合された多角化企業」へのシナリオが通俗的なリストラクチャリングに留まるのではなく寧ろリエンジニアリングに大きな重点を置いていたことを実証的に明らかにした。
□ 現代組織の基本問題 1997年 税務経理協会
現代組織の基本問題現代組織の基本問題第2部 第9章経営組織と戦略 を担当した。
ピラミッド型組織からネットワーク型組織への移行の必然性とその経済的利点、経済的原理を分析したうえで、ネットワーク型組織を基盤に現代の米国企業が生産性向上運動やリストラクチャリング戦略を如何に展開しているのか、その経営学的論点と経済的効果、雇用・労働への戦略の影響について言及した。
□ 地球時代の経営戦略 1996年 ミネルヴァ書房
地球時代の経営戦略地球時代の経営戦略第11章 日本企業の環境保全戦略 を担当した。
日本のクボタ(株)の環境保全戦略の成立の原因と背景、展開過程を実証的に考察し、環境管理システムのメカニズムと21世紀の有望なエコビジネスへの参入戦略の全貌を明らかにした。
□ 現代の企業経営を学ぶ 1996年 ミネルヴァ書房
現代の企業経営を学ぶ現代の企業経営を学ぶ第7章 現代の経営戦略 を担当。
経営戦略が実際に運用されている仕組みを技法・組織・システムの側面から日米の事例を引用しつつ平易に解説したもの。軍事用語の戦略との類似点と相違点を示し、第二次世界大戦後の企業間競争の原理の質的転換から生まれた行動科学的手法であることを論証した。
□ 現代ビッグビジネスの生成・発展・展開 1995年 八千代出版
現代ビッグビジネスの生成・発展・展開現代ビッグビジネスの生成・発展・展開第8章 電機大企業のリエンジニアリング戦略と組織改革 を担当。
米国のGE社が1980年代半ばから90年代にかけて導入・展開しているリエンジニアリングの理論・手法・組織を経営戦略の最新の展開と把握し、その経営学的意義を実証的に考察したもの。削減された従業員数と売上高、利益指標を関連づけて労働生産性の推移をグラフにした。リエンジニアリングの効果は生産性の飛躍的拡大に結実していることが論証された。【本章は1995年度科学研究費補助金による研究成果の一部である】
□ 現代経営の基本問題 1994年 税務経理協会
現代経営の基本問題現代経営の基本問題第7章 経営戦略の理論と展開 を担当。 経営戦略の成立から展開まで、その基本的原理と行動科学的手法の特徴を明らかにした。軍事用語としての戦略概念との類似点と相違点、経営計画との関連、経営戦略の作成と実行・統制の運用メカニズムについて、日米企業の事例を引用し具体的に考察した。
□ 現代企業の経営と戦略 1994年 法律文化社
現代企業の経営と戦略現代企業の経営と戦略第4章 戦略的技術管理の理論と実態 を担当した。
特許権侵害訴訟・戦略的提携・M&Aによる新技術の獲得・基本特許と応用特許の効率的組み合わせなど、現代企業の技術の戦略的運用の理論と実態を考察し、90年代技術戦略の動向と特質を明らかにした。
□ 転換期の経営学 1990年 中央経済社
転換期の経営学転換期の経営学第2部 第2章 GEの戦略経営計画 を担当。
1970年代初頭にGEで導入された戦略経営計画の成立の背景と原因(労使紛争や多角化の弊害・国防費削減など)を分析し、戦略経営計画の理論と運用手続き、分析手法(ポートフォリオ)、組織再編成の特徴、経営計画の発展過程における歴史的意義を明らかにした。
□ アメリカ企業の史的展開 1990年 ミネルヴァ書房
アメリカ企業の史的展開アメリカ企業の史的展開第1章 経営戦略の現代的展開 を担当。
1960 年代から注目され、70年代以降企業経営の実践で重視されている経営戦略の概念規定、経営計画との異同と関連、経営戦略の最新の展開である戦略的経営の歴史的意義を考察した。経営戦略の本質を4指標(公式化、競争優位、計画への具体化、組織と手法)から整理・規定し、従来の定義の混乱に一定の解決を試みた。戦略の歴史的生成を戦後の現象として確定したこと、経営政策との関連と相違を解明したことも本研究の重要な特質をなすものである。
□ 企業・経営の史的展開 1989年4月 ミネルヴァ書房
企業・経営の史的展開企業・経営の史的展開第5章 独占成立前史のアメリカ企業と管理 を担当。
19 世紀電機産業形成の技術的基盤と企業間競争の諸形態、競争の基軸となる特許権取得過程と発明開発労働の組織と管理、特許の商業的運用のメカニズムを考察した。特に、エジソンのメンロパーク研究所の技術・研究助手一覧はエジソンの発明量産体制の組織的基礎を明らかにし、また近代的企業研究所の組織的萌芽を実証した。独占的大企業の成立する前段階の発明開発労働の管理機能の重要性についても言及した。
□ 企業組織と管理・労働 1986年 ミネルヴァ書房
企業組織と管理・労働企業組織と管理・労働第3章 研究開発政策と特許管理 を担当。
70 年代日本企業の技術開発力の量的・質的変化を統計とグラフにより分析し、国家目標としての技術立国への道程は不可能ではないこと、多国籍化と技術貿易収支の改善傾向は表裏一体の現象であることを明らかにした。また、技術開発の主体である企業特許管理組織(特許部)の組織的地位・特許情報の収集と分析機能など本社スタッフ組織としての特徴を具体的に明らかにした。
□ 危機の時代と管理 1981年 法律文化社
危機の時代と管理危機の時代と管理第5章(2)長期経営計画と重化学独占企業 を担当。
日本の高度成長期に導入され普及した長期経経営計画の実施企業と計画立案組織、立案システムの実態を考察し、重化学独占企業で長期経営計画が最初に採用された歴史的根拠を論証した。


論 文
「環境問題と企業の社会的責任」
『経済』 新日本出版社 2012年6月号
「東京電力におけるCSR経営の批判的考察〜福島第一原発事故を事例に〜」
『中央大学商学論簒』 2012年3月号
「環境経営時代に企業がとるべき経営姿勢とそのビジネスモデルとは」
日本経営協会編集部『OMNI-MANAGEMENT』2009年11月
「発明開発労働の組織と管理」
『宮崎産業経営大学経営学論集』第2巻2号 1989年3月
「発明開発事業と特許(3)〜GE成立前史の企業経営・管理〜」
『立命館経営学』第25巻5号  1987年1月
「発明開発事業と特許(2)〜GE成立前史の企業経営・管理〜」
『立命館経営学』第24巻3号  1985年9月
「発明開発事業と特許(1)〜GE成立前史の企業経営・管理〜」
『立命館経営学』第24巻2号 1985年7月
「特許発明と独占利潤(2)」
『立命館経営学』第22巻5号 1984年1月
「特許発明と独占利潤(1)」
『立命館経営学』第22巻3号 1983年9月
「長期経営計画の形態・内容・特質」
『立命館経営学』第19巻6号 1981年3月


翻 訳
「エジソン特許目録」
『宮崎産業経営大学経営学論集』 第5巻2号 1992年3月
「エジソン・ウェスチングハウス特許目録」
『宮崎産業経営大学経営学論集』 第1巻1号 1987年4月